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Unlikely Pilgrimage ロンドンの書店から

東京で連泊していたホテルで、手違いがあったらしく日曜日だけ頼んでいないのに朝日新聞が届けられました。これがちょっとラッキー。第一・第三日曜に付いてくるらしい「朝日新聞グローブ」の特集で園部哲さんのBestsellers in Londonロンドンの書店からを読むことができました。


その中で園部さんが「この一年間に読んだ英国小説の中で最も心温まる作品」と紹介していたのがThe Unlikely Pilgrimage of Harold Fry。早速その日にジュンク堂でペーパーバック買って読み始めました。65歳の退職サラリーマン、ハロルドが、20年以上も前に助けたり助けられたりしていた同僚のクイーニーから、今みたいな4月中旬頃に突然手紙を受け取るところから始まるストーリーです。ブッカー賞にノミネートされた作品で、2月3日付The Sunday Timesの英国ベストセラーでは3位だったみたいですね。

園部さんの訳をお借りすると、クイーニーからの手紙はこんな内容。
「最近昔のことをよく思い出します。去年がんの手術をしましたが腫瘍が全身に広がってしまいました。あなたが何年も前に示してくれた友情にありがとうといいたくてこの手紙を書きました」

これに対してハロルドが出そうとした返事は、

Dear Queenie,

Thank you for your letter. I am very sorry.

Yours Best wishes - Harold (Fry)

もうぅ、もし自分がこんな返事を受け取ったら、寂しすぎてがん細胞が倍に増えてしまいそう。

ハロルドはポストに投函するつもりで家を出て、でも結局その手紙は投函せずに、その足で1,000キロ北のホスピスにいるクイーニーのところまで歩いて会いに行こうと決めます。1,000キロって東京から札幌くらいでしょうか・・・


日本でも去年映画が公開されたOne Dayの小説が好きだったら、これも好きかも。One Dayよりも英語は簡単な気がします。こちら(BBCのサイト)で9ぺージ分ほどPDFで読むことができます。私はペーパーバック版を買ったのですが、後ろにクエスチョンがついていました。上級編ペンギンリーダーズみたいな感じ?


イギリスのスーパーSainsbury'sで現在発売されているSainsbury's magazineの5月号から始まったReading Groupでは、ちょうどこの本がピックアップされていて、あらすじ、著者コメント、ディスカッションポイントなどが見られます。




うるうるしてくるストーリーなので、電車で読むのはキツいかしれませんが、おすすめの一冊です。Amazon UKではレビューが1,000近くなってますね。



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もしあの時、違う道を選んでいたら

洋書でノマド本 クリス・ギレボーとグラマー・ガール

Waterstonesでクリス・ギレボーのThe $100 Startup買いました。タイトルの通り、ビジネスを始める一歩を踏み出すのに多額の資金を用意することなんてないということを証明する体験談が数多く書かれている本です。



まだ50ページくらいしか読んでないのですが、洋書の中でも英語が簡単な方だと思います。ペンギンリーダーズ読んでる感じ(超主観です)。専門用語がたくさん出てくる内容でもないし、トピックが誰もが気になる内容だと思うし、このギレボー本読んでからなら、洋書でもさらにとっつきやすいかも?



The $100 Startupは、英語講師・学習者の方にも興味ある部分があるかもしれません。ビジネスに成功した例として、あのGrammar GirlのMignon Fogartyが出てきます。


 



ライフハック系とか、自己啓発系の洋書って、油断して買うと意外と英語が難しくて、さらっと読むつもりが、まんまと積読状態になったりするのって、私だけでしょうか・・・。(例えばこれとか。)

The $100 Startup、まだ全部読んでないので内容はわかりませんが、とりあえず、英語学習、特に洋書デビュー用におすすめな感じです。

One Day 男女の友情はありえるのか

恋愛ネタとか、その類の話しに触れないことをガイドラインにしている私のブログにしてはちょっと珍しい記事タイトルですが、そういった議題が頭をよぎりそうなイギリス映画と原作本を読んだので引用してみました。23年に渡る男女の友情を描いたそのストーリーはこちらのレビューで。これを読んでいた頃、週に2日以上徹夜するほど忙しい時期ではあったんですが、はまってしまって3日で読了しました。

One Day - twenty years two people -

気が多い割にはストライクゾーンがかなり狭い私としては、男女の友情があり得るかという疑問や心配はないけれど、どっちかっていうと女同士の真の友情を築く方が難しいんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。

原作本はイギリスでは大ブレイク、そして去年アメリカ人女優がイギリスのヨークシャーアクセントに挑戦して話題になった、映画版のワン・デイ、日本では約1年遅れで今週末6月23日(土)から公開みたいですね。



邦題は「あ、やっぱりラブストーリーなのね」と思ってしまいそうな、いかにもなタイトルですが、予告編から想像してしまいそうなハッピーエンドはなく、思わぬ展開が待っています。エマとデクスターの友情だけでなく、デクスターとガンで亡くなってしまうお母さんとの会話や距離も素敵でした。1度目で結末を知り、2度目を観ると、かなりぐっときます。イギリスでは、映画そのものよりもアン・ハサウェイのヨークシャーアクセントについての方が話題になった気がしますが。



映画では舞台がロンドンとパリなので景色を楽しめるのはいいのだけれど、やっぱり原作本の方がおすすめです。イギリスに住んでないとぴんとこない商品名なども登場するのだけれど、会話分が大部分をしめるこの洋書、学習用にもいいかも?


ワン・デイのフェイスブックページでは、新しい機能のタイムラインを利用して、エマとデクスターの20年間の7月15日にスポットを当てた写真やその他の情報がアップされています。この前、友達が自分の歴史をFacebookのTimelineにアップデートしていたのが面白かったから自分もやろうとしたら、今まで14回引越しして住所が変わっていたことに気がつきました。昔は携帯もメールもなかったし、今より友達と連絡取り続けるのって難しかったはず。長い間、途切れてしまわずにいる友達に感謝。



あ、言い忘れましたが・・・、
男女の友情って絶対あると思います。

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