毎年3月に1ヶ月ほど日本に帰るというパターンをここ何年か繰り返している私は、イギリスに戻って来た直後にちょっとした五月病みたいな感じになったりします。
日本滞在中、久しぶりに会った元同僚が転職して大企業でいいポジションについていたり、都内の高級住宅地に家を買った同級生の話を聞いてみたり、社会人としてのスタート地点は同じだったはずなのに一線で活躍している友達がすごく遠くを走っているように見えたり・・・。久しぶりに昔からの友達に会うと、懐かしくて楽しいのだけれど、自分の時計だけが当時のままストップしてしまっているような錯覚に陥り、イギリスに戻ってきてからは自分がやるべきことを倍以上のテンションでやったり、新しい人とたくさん会ったりして自分を取り戻す工夫が必要だったりします。
今回イギリスに帰ってきてから、いつになく長いこと調子を取り戻せずにいた私に、日本にいる友達が「mistletoeのイギリスでの経験値だって、とても貴重で価値があるはずだよ」という激励の言葉と、その週末東京で満開だった桜の写真を送ってきてくれました。
その晩、気になっていた本田直之さんのノマドライフを注文しました。ノマド(nomad)とは遊牧民をさす言葉で、最近では「場所にとらわれない生き方」というような意味で使われているそうです。モノを所有することでなく、新しい経験をたくさんするために投資し、好きな場所に住み、自由に働くことは誰にでも選択可能なライフスタイルであり、それを可能にするために何をやっておくべきかについて書かれた本です。
ビーケーワンでこれ1冊だけ注文したのですが、航空便を選ぶと送料は600円でイギリスまでは約1週間で着きました。
このノマドライフ、カバーが
無印良品みたいな感じで、ちょっと古いけどこのCDを思い出しました。
SONYのCMソングで使われた洋楽を集めて、まるでソニー製品のようにダンボール風のボックスに入っているこちら、2004年にイギリスに来たときに何枚か買ってきていて、友達にプレゼントしたら喜ばれました。(
バーチャル・インサニティーが入っていたから喜ばれたんだと信じたい・・・)
一定収入のある生活をやめ、目的達成や経験のために海外生活をしている人が読んだら、自分の選択は間違っていなかったんだと心が軽くなると同時にモチベーションがあがり、海外に行こうか悩んでいる人が読んだら、背中を押してくれそうな本でした。それから、海外生活が長いなら、一度は考えたことないですか?「あぁ、もっと頻繁に、行きたくなった時はいつでも日本に飛んでいける生活が出来る方法はないかな」と・・・。結婚などで、急に海外暮らしをしなければいけなくなる人にも、ヒントになるアドバイスがたくさん詰まっている本だと思います。
著者の本田直之さんのキャリアなどをこの本の中で読むと、自分とはかけ離れすぎていて、ため息が出てしまわないこともないのだけれど、人それぞれチャレンジレベルは違うものであって、自分なりの1歩を踏み出すことが大切なのかなと思います。
物を所有しない考えなどについては、断捨離に通じるものがありました。断捨離してもこの本は捨てられず、時々読み返してしまいそうですが。
まだ読んでなかったらぜひ。
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